2013年3月16日

『ゴドーを待ちながら』 サミュエル・ベケット

どこかの田舎道。一本の木が立っている。時刻は夕暮れ時。
二人の男、ヴラジーミルとエストラゴン。
彼らはゴドーが来るのを待っている。
しかし、ゴドーは来ない。
ラッキーとポッツォという変な二人組がやって来る。
彼らが去ると、男の子がやって来て、ゴドーの言伝てを伝える。
「今日は来られない。明日は来る」
しかし、第二幕に入っても、ゴドーは現れない。

実際に登場する人物は5人。
ゴドーとは何者かという点を含めて、
劇中には不可解な展開や言動が多く、それが解釈の幅を広げている。
とはいえ、実際に上演されている芝居を見たら、劇の所々で笑っていることだろう。


0 件のコメント:

コメントを投稿