葦間の風
アイルランド関係の読書記録です。その他の話題も時々あります。
2013年1月14日
『アイルランド紀行』 栩木伸明
アイルランドの歴史・文化・風土などがコンパクトにまとめられた新書。
アイルランド入門といった趣の本です。一章一章が短いので読みやすいですし、どの賞から読んでも大丈夫な章立てになっています。
『アイルランド現代詩は語る』 栩木伸明
アイルランド関係で著作・翻訳の多い
栩木伸明先生の本。
アイルランドで詩人といえば、W・B・イェイツとシェイマス・ヒーニーくらいしか知りませんでしたが、この本では日本ではあまり知られていない現代アイルランドの詩人たちとその作品を紹介しています。
詩人たちの創作の背景にある歴史・環境を解説しながら詩を紹介していく語り口は親しみやすいです。
この本をきっかけとして、初めて名前を知った詩人たちの作品をこれから読んでいくのもいいのではないでしょうか。
取り上げらた詩人たち
テオ・ドーガン
パット・ボラン
ポーラ・ミーハン
トマス・マッカーシー
グレッグ・ディランディ
ヌーラ・ニー・ゴーノル
カハル・オー・シャーキー
ミホール・オシール
キアラン・カーソン
メーヴ・マガキアン
ジェラルド・ドウ
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『アイルランド現代詩は語る』 栩木伸明
『エレウテリア(自由)』 サミュエル・ベケット
『ダブリナーズ』 ジェイムズ・ジョイス