アイルランドの作家ジェイムズ・ジョイスによる短篇集です。
『ダブリン市民』というタイトルで出ていたものを新訳するにあたり、タイトルも原題である『ダブリナーズ』をそのまま使用しています。
ダブリンのさまざまな老若男女が出てきて、それぞれの生活が描かれています。
文章は、晦渋ではないにしても、決して平易なものではありません。
言葉に対するこだわりが強い作家による短篇なので、その文章が何を意味しているのか不可解な箇所が所々に出てきます。
折に触れて再読するのがいいかもしれないです。
「姉妹」
「出会い」
「アラビー」
「エヴリン」
「カーレースが終って」
「二人の伊達男」
「下宿屋」
「小さな雲」
「写し」
「土くれ」
「痛ましい事故」
「委員会室の蔦の日」
「母親」
「恩寵」
「死せるものたち」
こんにちは。
返信削除素敵な表紙ですね。
版画でしょうか?
表紙の作者は誰なのか教えていただけませんか?
コメントありがとうございます。
返信削除大変遅くなりまして申し訳ございません。
カバー装画は最上さちこさんという方になっています。