2012年1月18日

『アイルランド音楽への招待』


ジョン・バンヴィルの『バーチウッド』にもティン・ホイッスルやバウロンなどの楽器が出てきましたが、
アイルランドの伝統音楽についてコンパクトにまとめてあるのが本書です。

著者のキアラン・カーソンは作家でありアイリッシュ・フルート奏者でもあります。
アイルランドの伝統音楽を演奏する作家がアイルランドの伝統音楽について書くとこういう書き方になるのか、という読み方もできますし、アイルランドの伝統音楽の簡潔な歴史を知ることもできます。
皮肉とユーモアを交えた文章や、思わず笑ってしまうと同時に考えさせられる挿話もあります。
興味のある方はご一読下さい。



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